舛添要一(ますぞえ よういち)さんは、公私混同報道を機に東京都知事を2016年に辞職されましたが、SNS上では小池都知事の都政運営に批判を繰り返し、度々注目されています。
そんな舛添さん、2017年8月にはバラエティ番組内で貧乏生活をアピールされていましたが、現在は何をしているのでしょうか?
舛添さんご本人のブログ内プロフィールにも、「2014年2月~2016年6月 東京都知事」以降の記載はありません。
2020年2月にはYou tubeチャンネルを開設していますが、ネット上では「お金に困ったからYou tubeチャンネルを始めたのでは?」という声もありました。
Youtuberとしての収入はどのくらいなのでしょうか?調査しました。
2020年 舛添要一の現在
舛添さんは現在、国際政治学者としての活動をしています。
主に、メディア出演、SNS発信、Youtuberをされています。
2017年にバラエティ番組内で話していたしたいことの一つ、「テレビ出演」は叶っていますが、「大学の先生」にはなっていません。
メディア出演
テレビやネットメディアへの出演では、前都知事であることから「小池都知事」「オリンピック」関連ニュースについてコメントすることが多いです。
舛添さんの知識と経験から発言されるコメントは理路整然としていて、さすがだ!と評判を呼んでいます。
SNS発信
SNSでは、小池都政批判、政治関連の発言も多くされていますね。
舛添さんが発信している小池都政への批判について、ユーザーからは「舛添さんは何も批判する権利はない」と舛添さんに対して批判の声が多いです。
批判がある一方、政治関連の話題に対して、幅広く深い洞察力から出てくる舛添さんのコメントが評価されている面もあります。
YouTubeチャンネル開設
2020年2月に、YouTubeチャンネル「舛添要一、世界と日本を語る」でYouTubeデビューをしています。
内容は、政治関連の話題について「中学生でもわかるように語る」というもの。
『どうする 日本学術会議』の動画は、東大では助教授、国会議員の経験もある舛添さんが「長老支配で時代遅れ」と日本学術会議を痛烈に批判した内容で、舛添さんのチャンネル内でトップの再生回数になっています。
経緯から問題点まで、わかりやすい説明でした。
舛添要一のYouTuberとしての収入は?
ネット上では、金に困ってYouTubeデビューしたのでは?という声があったので、舛添さんのYoutuberとしての総収入を想定したところ、
16,700円でした!
※広告単価は動画のジャンルや登録者数によって変化する為、あくまで想定収入です※
想定収入の根拠
- 舛添さんのチャンネル登録者:約5,000人
- 2020年2~12月の総再生回数:約16万7,000回(動画63本)
- 一般YouTuberの広告収入1再生あたり:0.05~0.1円程度
広告単価0.1円と仮定すると、10ヵ月の再生回数16万7,000回でも収入は16,700円。
舛添さんのYouTube動画アップ数はひと月に6本前後。再生回数は二か月に一度、1万~2万回に達することもありますが、収入源とするには難しい現状ですね。
そもそも、舛添さんのYouTubeチャンネルは趣味の一つのような、ご自身の考えを表明する場所としての存在なのかもしれないと考えました。
2016年~ 舛添要一 都知事辞任後の生活
都知事退任後の1年は、東京都世田谷区内の自宅地下室で引きこもり生活、収入は事務所からの月収11万円のみで、金欠生活だったそうです。
尚、舛添さんは東京都知事の退職金として2200万円をもらっています。
2017年 舛添要一 都知事辞任一年後にメディア復帰
都知事辞任後初のテレビ出演
2017年8月「有吉ジャポン」に出演した際、『生活の糧が必要』『テレビ出演をしたい』『大学の先生になりたい』と話していました。
お金事情がテーマの番組だったので、月収11万円で貧乏生活であることも告白されていました。
このテレビ出演に対して、視聴者からは厳しい声が多く挙がっていました。
「テレビ局の神経を疑います」
「テレビであまり見たいとは思わない」
「テレビに出る前に、もっとやらなければならない事がある」
「平然と使うテレビ局の神経を疑います」
「パフォーマンスに誰も同情しないよ」
舛添さんが「抜群の視聴率でした」とTwitter上で自画自賛していましたが、番組の視聴率は関東地区で10.7%。
番組放送時間は19時56分~のゴールデンタイムだったので、この視聴率は平均的なものですね。
舛添要一の都知事辞職の経緯
2016年5月、メディア報道で公用車プライベート使用問題や政治資金で家族旅行をした問題がスクープされ、舛添要一都知事は批判の的に。
法的問題について第三者の弁護士2人が調査した結果、一部支出については不適切とされていましたが、「違法とは言えない」と説明がありましたが批判は続きました。
当初、「リオ五輪・パラリンピックを前に選挙を行うことは公益にそぐわない。進退については9月の都議会定例会まで猶予をいただきたい」と、『リオ五輪の閉会式に出席したい』想いで東京都知事の椅子にしがみついていました。
しかし、知事与党の公明党・自民党も都知事不信任案へ賛成する意向が報じられると一転、辞職願いを提出し、2016年6月21日付けで都知事を辞職しました。