ジャニーズ

松本潤の演出はいつから?嵐活動休止後は演出家?後輩指導?

松本潤さんは嵐のコンサートで演出や構成を担当していることで知られています。また、後輩にも演出・構成についてアドバイスをしています。

演出を始めたのはジャニーズJr.時代の頃からですが、本格的に関わるようになったのは嵐デビューして数年経ってからでした。

松本潤さんが演出を担当したのはいつからなのでしょうか?

また、演出について後輩へのアドバイスも積極的に行い、演出家としての姿に評価の声も高いですが、嵐活動休止後も演出家として活躍されるのでしょうか?

2020年12月21日に「newszero」内で放送された、松本潤さんと櫻井翔さんの翔潤対談全文から、今後の演出活動について読み取っていきます。

 

まとめた内容はこちら

  • 松本潤が演出を始めたきっかけ
  • 松本潤の演出はいつから?担当した演出・構成は?
  • 松本潤の演出への意気込み
  • 松本潤と櫻井翔の『演出』翔潤対談全文
  • 松本潤の演出への評価や後輩への影響
  • 嵐活動休止後に松本潤が演出を担当する可能性

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松本潤が演出を始めたきっかけ

 

滝沢秀明さんは、ジャニーズJr.時代からジャニーズJr.全体の演出を担当していて、コンサートで使う音楽を滝沢さんの自宅で編集する際、同じジャニーズJr.の松本潤さんが手伝っていました。

あるとき、滝沢さんの仕事の都合で松本潤さんにライブ演出を任せたことがあり、それ以来、松本潤さんが演出に興味を持ったそうです。




松本潤の演出はいつから?担当した演出・構成は?

演出を始めたのはジャニーズJr.時代の頃から。

嵐としてデビューしたのが1999年16歳ですから、10代から演出に関わってきたのですね。

 

嵐デビュー当時、松本潤さんの意見はほとんど通りませんでしたが、デビューから数年経って意見が通るようになり、2000年代からコンサートの演出や構成をリードするようになりました。

嵐のコンサートの演出・構成においては、会場の図面引きから総面積に応じた移動距離、音出しまでチェックして、本格的な取り組みです。

 

メンバーの意見・アイデアも組み込んで、嵐5人総意のライブの形が出来上がっています。

結果、松本潤さんの演出はメンバーやファンを巻き込んだ内容になり、コンサートの楽しみをさらに広げてくれているんですね。

 

松本潤発案の演出と構成

  • ムービングステージ ⇒ 他ジャニーズアーティストも採用した
  • 巨大モニター ⇒ 他ジャニーズアーティストも採用した
  • 振付をファンに覚えてもらう宿題を課す
  • 自動制御のペンライト演出
  • MCを入れずにひたすら歌って踊る
  • マンネリ化しないようメンバーそれぞれにコーナーを持たせる

 

『嵐 LIVE 2005 “One” SUMMER TOUR』

ムービングステージ

今では嵐コンサートの定番となった、客席の頭上を透明なステージが通過する舞台装置。

縦長の会場をうまく活用するために「踊りながら客席に近づけたら面白いんじゃないか」という考えから着想したもので、パフォーマンスしながらの移動が可能になりました。

このムービングステージは、これ以降、KinKi Kids、関ジャニ∞、King & Princeなど他のジャニーズアーティストでも採用されています。

 

『ARASHI Live Tour 2013 “LOVE”』

ファンも一緒にファンキーダンスを踊る

公演2週間前に宿題「ファンキーダンスの振り付けを覚える」が発表されました。

ファンキーダンスとは、2013年発売アルバム『LOVE』収録曲でファン人気も高い曲「FUNKY」のダンス。

コンサート会場で皆でダンスを踊ろうというもので、大成功に終わりました。

 

『ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITALIAN』

うちわ型の自動制御のペンライト「ファンライト」による演出

会場全体を埋めるペンライトの色が様々に変化し、一体感ある景色を生み出しました。

また、メンバーの筋肉の動きで音やペンライトを制御する高度な演出もありました。

 

『ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism』

エクストリームスポーツ・パルクールを取り入れたパフォーマンス

松本潤さんのソロパート。ジャニーズJr.扮する謎の追手から必死に逃れるというストーリーの中、松本潤さんは走る・跳ぶ・登るといった移動の動作を華麗に行っていました。

 

『ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are you Happy?』

自動制御の演出

嵐メンバーが乗ったオープンカーが会場を巡る際、スタンドのペンライトが夜景を描きました。

 

『ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 「untitled」』

2083インチの可動式巨大LEDビジョン(巨大モニター)

広いドームのスタンド上段にいても、肉眼で鮮明な嵐を見ることができるようになりました。

この巨大モニターは他のジャニーズアーティストでも採用しています。

 

天井から吊るされたスピーカーをモニター上段に設置

どの座席からもストレスフリーでライブ鑑賞ができるようになりました。

 

 

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今では、松本潤さんは嵐のコンサート演出・構成担当と知られていますが、嵐デビュー当初から、松本潤さんは演出家としての目で嵐のコンサート演出・構成を考えてきたのですね。




松本潤の演出への意気込み

松本潤さんは、コンサートリハーサルでは自分の代役を立て、全体を見渡して細部まで確認し、コンサート全体を仕切っています。

演出の知識は、自身で他のアーティストのライブ、歌舞伎や演劇、海外のショービジネスの現場を見学し、独学で知識を深めていきました。

 

「歌って踊るのが僕らの原点」と話す松本潤さんは、後輩への指導も行っていますが、公演の演出については、「後輩側から依頼されたらやる、助言を求められたらアドバイスする」というスタンスでいます。

以下の翔潤対談でもそのように話していました。




松本潤と櫻井翔の『演出』対談全文

2020年12月21日(月)に日本テレビ系「newszero」(23:00~23:59)内で、櫻井翔さんと松本潤さんの対談が放送されました。

雰囲気もお伝えできるように、以下はほぼオリジナルのままです。

翔潤対談

櫻井翔:これはこれは松本さんw

松本潤:これはこれは櫻井さんw

よろしくお願いします。zeroへようこそw

よろしくお願いしますw

今日はその演出というところに特化して話を聞きたいので、当然僕は知っているところもあるけれど、色々とお答えいただければと思います。

恐らくだけど、多くの人は曲順決めているだけでしょ、この曲はちょっと派手にしよう、そういったことをやっているんでしょって思っている人もいるかもしれない。改めて、どこからどのへんの幅でやっているのかってちょっと説明できる?

コンセプトを考える、セットのデザインを進める、機構物を決める、セットリストを決める、衣装の話をする、映像の打ち合わせをする、その後照明とかを話していく感じですかね。

本当に僕の感覚だと、0から100まで全部を見ているというような感覚だけれども。

 

演出の幅を広げるために

2000年代の前半から歌舞伎を観たりとか現代劇を観に行ったり、あとはミュージカル観たりバレエ観たり色々なものを見るようになっていたから、例えば歌舞伎だと見得を切るタイミングでスローモーションになるとか。

俺、すごい覚えているのは、東京ドームでバックストリートボーイズ観に行った時に、こっちはなんか”Tell me why~♪”とかなっている時に、松潤がずっとなんかこんなメモ取りながらさ。その頃からなんか、目線としてはコンサートを勉強しに行くみたいな目線があったわけでしょ?

あったね~。一回自分でチケットを取ってアリーナ席で見て、二回目にみんなで見た時にすごく引きで見ていたから、あっこれはチャンスだと思って自分でノート持って。

へぇー!それは知らなかった!

そうそう

ジャニーさんに褒められたことあんの?演出。

一回だけ。Japonismってあったじゃない?あの時にどうだった?みたいな話をしたら、「いやすごい良かったよ」って。それ一回だけだけど、急にまじめなトーンで一瞬黙ったからなんだろうって思ったら、ありがとうって言われて。

伝承がテーマだったからね。でもそれ一回じゃないんですよジャニーさんに褒められたの。二回あるんですよ。

えっ!?

松潤が自分のソロでYabai-Yabai-Yabaiってドームでフライングっていうか、吊られてこう天井歩くMJウォークってやつを松潤がやっているんだけど、ジャニーさんから電話かかってきて、「YOUあれすごい良いよ!上歩くのすごく良かったよ」って言われて。あれ松潤なんだけどな~って思ったんだけど、褒めてもらっているからそのままにしておこうと、ありがとう!結構大変なんだよねってw だから松潤は二回褒められていますw

あっそうなんだwww俺のとこにかかってこなかったけどなwww

 

無観客配信コンサートを決めたのは

松潤とさ、二人でさ、最後の最後、まぁ2020年の大みそか。これ、無観客アリじゃないかって話をしたのってさ

けっっこう前だよ。12月31日にライブをやりたい、やろうって話をしたのって。2019年のだってその、、1月の活動休止を発表する前だから。

まえまえ

配信のスタイルをとらないと、皆にその日を見てもらうということが叶わないよねっていう話をしてた

 

生配信ライブに込めた想い

どうなの?いま、心境的に。演出・松本潤として、12月31日のライブっていうのはどんな気持ちで作っているの?

セットリストもある程度決まっているけどさ、この曲のこれ。この感じであっているかなとか、やっぱり2020年休止前にやるライブっていうのは大きいかな。普段だったら、合ってなきゃ合ってなかったで失敗か~ははって笑えるところが結構あるんだけど、今回に関しては、それはしたくないなっていう想いが強いかもね。

演者として、リハやっていて思うよ。松本潤ってロマンチックだなって思う。

ハハハ、何がよ?w

結局のところ、歌はメッセージだから。特に今回は。だからリハやっていて歌いながらなるほどね、そういうことか松潤

気抜いたときにふと刺さってくる歌詞があるよね。

いや、ある。日によってちょっと変わるし。困るよ、本当にああいうのは。

 

この先さ、例えば後輩たち。俺は何なら、他のアーティストだってできると思うから、そういうなんか他の人たちにさ、演出、アドバイザー的なことは考えていないの?

そればっかりはオファーがないとね。俺がやりたいー!て言ってもどうにかなるもんじゃないから。ちゃんと名前が出て、そこで演出するってなった場合は、嵐の松本としてじゃない作品だったり、自分が演出としてやるスタイルみたいなのが、きちんとないと仕事にならないと思うから。まぁ。それがちゃんと作れれば、とは思ってるけど。

営業ですね?w

営業ですw

ハハハwww

お待ちしてますw

 

(news zeroが松潤にお願いしていた質問の紙を取り出して)Q:嵐の中で二人の関係性は?

これはね~面白いですね。

え~どうなんだろう、なんか結構、俺は無責任にでっかいビジョンみたいなものを放り投げちゃうからさ、ジャポ(Japonism)の時とかも、このタイミングで日本文化みたいなことを、やっておきたいよね~みたいなとかさ、いわば無責任に放り投げちゃっているのを松潤が色々細かくやってくれているかなって時々思うけど。

僕は、やっぱそのJr.の頃から一緒だったから、Jr.の頃って先輩後輩から始まっているから、すごい兄貴って感じだったし、グループを組んでメンバー同士になった瞬間に、こう、もともとお兄ちゃんだった人が横並びの関係性にどんどんリーダー含めてなっていくっていうことがあって。なんだろうね…一周まわって家族ではないし、友達でもないし、唯一なんかこう。言葉として当てはまるとしたらもう、戦友みたいな。

そうだね。

苦楽を共にして、下手したら死ぬ思いでみたいな、それぐらいの気持ちでやっていた瞬間もある。特別だよね…

 

スタジオにて

戦友って言ったら何だろう。傷付いた時に手を差し伸べることもあれば、誰かが傷付きそうなときに自分が傷付きに行くこともあったでしょうし、ある種メンバーって特別な関係なんでしょうけど、演出ってことに関して言うと、本当に色々やってくれているんですけど。嵐それぞれの想いだったり、アイデアだったり、吸い上げながら松本はやってくれているので、あくまでその時にお届けしているものは、僕ら嵐、メンバー含む5人が届けたい嵐。見せたい嵐。見てもらいたい嵐。っていうものを、5人の総意としてお届けしているつもり。そのことを、想いを汲み、吸い上げながら松本は演出してくれているところがありますね。

 




松本潤の演出への評価や後輩への影響

出演者が自身の舞台構成・演出を手掛け、ジャニーズJr.時代から裏方作業にも携っていくのはジャニーズ独特のシステム。

松本潤さんの演出については、メンバーからも後輩からも頼りにされています。

大野智さんは、「松潤は嵐のアイデアマン」と話し、他メンバーも次のライブはどんな演出にするのかな?と楽しみに話しているそうです。

 

デビューして間もないグループでも演出を担当するメンバーがいます。King&Princeもその一つで、経験の浅いメンバーは松本潤さんを頼りアドバイスを受けていました。

後輩への指導・影響

Hey! Sey! JUMP 山田涼介

山田涼介さんから松本潤さんへ東京ドーム公演の相談。結果、ムービングステージを取り入れました。

松本潤さんは、Hey! Say! JUMPのコンサートを見ては、山田涼介さんへ良かった点や改善点をアドバイスしているそうです。

Hey! Say! JUMPも嵐のようになりたいとジャニー社長に直訴して以降は、トンチキ演出もなくなり、更にかっこよさが増しましたよね。

 

King&Prince

2018年夏のキンプリの1stコンサートを松本潤さんも見て、コンサート終了後にメンバー全員を食事へ連れて行った場で、『冒頭の登場時の照明は、もう少し明るくしたらもっとかっこよく見える』と細かく具体的な指摘をし、メンバーは感激したそうです。

2019年放送のドキュメンタリー「RIDE ON TIME」では、松本潤さんがKing & Princeのライブを指導する姿が映されていました。

Sexy Zone 佐藤勝利

松本潤さんは、自宅にKAT-TUNの亀梨和也、Hey! Say! JUMPの山田涼介、Sexy Zoneの佐藤勝利を招き、海外アーティストの映像を見せながら、コンサートの演出や構成を教え込んでいます。

Sexy Zoneのコンサートに松本潤さんも足を運び、インカムを使ってメンバーにアドバイスしたり、1部と2部の間に松本潤さんから受けたアドバイスを元に、2部では早速演出が変わったこともありました。

 

ジャニーズWEST 藤井流星

松本潤さんの演出への熱意に影響を受け、演出の勉強の為、半年の間に2回ラスベガスへ行っています。

勉強の成果か、ジャニーズWESTのライブ演出についてアイデアも意見も多く出るようになったそうです。

また、松本潤さんが海外ライブ(エド・シーランのライブ)を見に行くことを話した際は、藤井流星さんも一緒に行くほど熱心で、その姿に松本潤さんは驚き、嬉しかったことを話していました。

 




嵐活動休止後に松本潤が演出を担当する可能性

Netflix配信ドキュメンタリー動画「ARASHI’s Diary -Voyage-」で見せた、ライブのリハーサル中の松本潤の演出家としての才能が「滝沢社長より演出がうまいのでは?」と話題を呼んでいました。

 

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嵐活動休止後は、演出家として活動を広げるのか?という憶測の声も聞こえますよね。

しかし、松本潤さんが翔潤対談の中で話していたことを汲み取ると「松本潤に演出のオファーがあればやる。作りたい」という気持ちのようです。

演出については、現在のように『後輩に演出の学び方を教え、後輩のコンサートを見てアドバイスする』スタイルは続くのだろうと見ています。

松本潤の演出が嫌いと言われる理由は?




最後に

松本潤さんが演出を始めたきっかけ、担当した演出や構成、後輩への演出指導についてご紹介しました。

活動休止前、2020年末の嵐のライブではどのような演出で魅了してくれるのか?楽しみですね。

 

翔潤対談全文もご紹介しましたが、松本潤さんと櫻井翔さん、嵐メンバーとの絆についても知ることができました。

友達でも家族でもない、戦友という関係はしっくりハマるものがありましたね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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