中山泰秀(なかやまやすひで)防衛副大臣は、東京五輪開閉会式の演出担当・小林賢太郎さんの解任の発端をつくりました。
ユダヤ人人権団体に通報をし、ツイッターにどや顔投稿をした中山泰秀防衛副大臣に対して「日本政府よりユダヤ人団体が優先!?」「まずは日本政府で対応するべき」「チクるのはおかしい」と批判も集中しています。
中山泰秀議員は政治家一家のサラブレッドで電通出身です。
しかし、炎上発言常習者で「無能」と言われている人物でした。
▼この記事でわかること▼
中山泰秀の祖父母と親も政治家
中山泰秀は「無能」
中山泰秀は親イスラエル
過去の炎上発言「イスラエルと共に」「嫌韓発言」
中山泰秀は電通出身で親はすごいが無能!
中山泰秀防衛副大臣は政治家一家の生まれ。家系はすごいですね。
祖父・中山福蔵 | 弁護士、戦前は衆議院議員、戦後は参議院議員 |
祖母・中山マサ | 女性初の国務大臣として厚生大臣になった |
伯父・中山太郎 | 海部内閣の元外務大臣 |
父・中山正暉 | 竹下内閣の元郵政大臣、北朝鮮拉致問題解決への妨害疑惑がある |
祖父母の代は意識の高い国会議員だったようですが、父親・中山正暉元国会議員の評判は良くありません。
中山泰秀は電通出身で優秀?
中山泰秀議員は大手広告代理店の電通出身です。
電通出身=優秀と想像しがちですが、学歴で確認しましょう。
学歴
偏差値 | ||
高校 | 1989年 アルザス成城学園 卒業(フランス) | 情報なし |
大学 | 1993年 成城大学法学部法律学科卒業 法学学士取得 | 55.0-57.5 |
高校のアルザス成城学園は、成城学園が作ったフランスの日本人学校です。
留学と言っても日本人の中で学んだようですね。
成城大学法学部法律学科の偏差値は55.0~57.5。
学部によって異なりますが、私立大学なら関関同立、成成明学獨國武と同等です。
中山泰秀は無能!
中山泰秀議員について検索すると「無能」と出てきます。
中山泰秀ちゃん大阪では昔から無能なのは周知されてるし無能エピソードならいくらでも書けるけど、今回のユダヤ系団体と勝手に連携した件はさすがに笑える無能の枠を超えてるな。大阪の恥さらしやん
とりあえずコネや年数で防衛副大臣ポスト与えるとろくな事ないから、もっと人選はキッチリしようよ
— woodstock (@woodstock0130) July 22, 2021
防衛副大臣の挙動ヤバいわね
国防を任せるに足る人間の動きではないのだわ
無能な働き者が国防担当ってのがまたヤバさ特盛よ自民党の中山泰秀防衛副大臣 ユダヤ系団体に小林賢太郎氏の問題を〝通報〟(東スポWeb)#Yahooニュースhttps://t.co/pM9xLHuh3r
— とあるコンサルタント (@consultnt_a) July 22, 2021
メディア記事でも「無能」評判
「無能」評判はTwitterの世間の声だけでなく、メディア記事内でも確認できます。
ジャーナリスト後藤健二さん、湯川遥菜さんの誘拐・殺害事件
引用:
「昨年1月、安倍首相は中東を歴訪し、『ISと戦う周辺各国に2億㌦程度の支援を約束」と演説。その直後、ISはフリージャーナリスト後藤健二さんと湯川遥菜さんの命と引き換えに、2億ドルを要求する声明を公開。」 pic.twitter.com/WlO6VjJzNB— rima (@rima_risamama) July 6, 2016
中山泰秀外務副大臣(当時)がヨルダンの現地対策本部長をいきなり担うことになったときのこと。
2015年1月 安倍首相(当時)の中東歴訪中、IS(イスラム国)による後藤健二さん、湯川遥菜さんの人質事件が発生。
同行していた中山泰秀外務副大臣がヨルダンの首都アンマンの日本大使館に現地対策本部長として派遣されます。
しかし、ここで無能ぶりがあらわに。
– 全国紙の外信部デスク発言
「たまたまアンマンの近くにいたので現地対策本部長を任されたが、荷が重すぎたようで、外務省幹部らは『中山副大臣がテンパッちゃって、どうにもならない』『中山副大臣のお守り役が大変だ、と現地職員が悲鳴を上げている』とボヤいていました。どうやら中山氏、パニックに陥り、職員を怒鳴りまくっていたようです」
引用元:PRESIDENT
『中山副大臣はパニックになり、使えないどころか職員を怒鳴りまくっていた』ひどいです…
外務省関係者もこう話す。
「中山副大臣の無能ぶりが目に余るので、官邸、外務省では1月下旬の時点で“もし後藤さんの事件が長期化したら外務省出身の城内実代議士と交代させたい”という話が出ていた。」
引用元:PRESIDENT
はっきり『中山副大臣は無能』と言われていますね。
後藤健二さん、湯川遥菜さんの人質事件の対応では、無能どころか「悪評」も広まりました。
中山泰秀の「悪評」
- 官邸や外務省との対応に困り携帯電話の電源を切っていた
- 同僚議員に『連日、大変だよ』と電話をかけていた
- ツイッターやフェイスブックに自分の写真を投稿し「俺、頑張ってる」とPR活動
- 『米を送れ』と日本に国際電話をかけていた → 人質よりも自分の食事優先?
参照元:日刊ゲンダイ
呆れた、国会も開かず!➡今度はホステスお持ち帰り 周囲も嘆く中山泰秀議員の“KY癖” https://t.co/4XzXQjga5n
IS人質の後藤、湯川さんを見殺しにした「米送れと物見遊山」の無能・二世議員!自民はこんな輩ばかり pic.twitter.com/rF03UW59gi— suhama 脱原発 脱格差社会 (@suhamayuki) October 30, 2015
この件があったからでしょうか?
2015年10月の内閣改造で外務副大臣は解任されました。
しかしまた菅内閣で起用されています…
中山泰秀 炎上常習者の発言まとめ
中山泰秀防衛副大臣は過去にも発言や投稿に批判を呼び炎上しています。
炎上「嫌韓発言」
2019年2月13日の衆議院予算委員会での発言が、「『韓国で生まれなくて良かった』という趣旨の発言!?」と炎上しましたが、厳密にはそう言っていません。
▽発言を読むと解釈の違いだったことがわかります▽
お手元にお配りした資料を確認いただきたいと思います。これは先日来、「従軍慰安婦問題は天皇の謝罪の一言で解決される」。この文喜相(ムン・ギサン)という韓国の国会議長がまさにこういった、どうしようもない発言をしているということであります。報道が、もしこれが真実なのであれば非常に問題があり、日本人として非常に怒りを覚えるわけであります。
私は常日頃から日本に生まれて本当によかった。日本人でよかったと思っております。特に韓国で政治家なんかになって、まかり間違って大統領にでもなったらですね、必ずその末路は死刑か逮捕か、自殺か、みたいな常に裁判にかけられてしまうという、そういうお隣の国を見ていて、本当に心配になります。
しかし、この場で言う内容か?と思いますね。
このような危うい発言をした後ですが、2020年に菅内閣で防衛副大臣兼内閣府副大臣に就任しました。
炎上投稿「イスラエルと共に」
2021年5月12日、パレスチナの民衆がイスラエルのミサイル攻撃を受けている最中にも関わらず、ツイッターで「私達の心はイスラエルと共にあります」と投稿(現在、この投稿は削除されています)
イスラエルを擁護する内容が中立的な立場の政府見解とも違っていたことで炎上しました。
「心はイスラエルと共に」 中山防衛副大臣がツイートhttps://t.co/6HM2GhzCgL
ロケット弾攻撃への報復としてイスラエル軍がパレスチナ自治区を空爆しているなか、中山泰秀防衛副大臣がツイッターでイスラエル側を擁護する投稿をしました。
政府高官は「政府の見解とは違う」と語っています。 pic.twitter.com/V5aCdWYIj2
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) May 12, 2021
▽ 駐日パレスチナ代表からも非難を受けました ▽
中山泰秀防衛副大臣がイスラエルとパレスチナの衝突激化をめぐり「イスラエルにはテロリストから自国を守る権利がある」とツイッターに投稿したことについて、駐日パレスチナ代表部のシアム大使は14日、「差別的だ。日本の高官の発言だったから失望した」と非難しました。https://t.co/DUm4lFOeLQ
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) May 14, 2021
なぜ新イスラエル?
中山泰秀防衛副大臣は日本・イスラエル友好議員連盟の事務局長を務めたこともあり、「父親の代からの親イスラエル議員」と言われています。
しかし、「実際はアラブ社会への関心は乏しい」と自民党内でも話されているように、全体を理解しないまま勝手な外交をしているような印象を受けますね。
参照元:PRESIDENT
最後に
『中山泰秀は電通出身で親はすごいが無能!炎上常習者の発言まとめ』と題してご紹介しました。
祖父母も父親も政治家
政治家のサラブレッド
学歴は高くない
中山泰秀防衛副大臣は「無能」と評判
炎上発言・投稿「イスラエルと共に」「嫌韓発言」
中山泰秀防衛副大臣が小林賢太郎さんの過去のコント内の表現をユダヤ系人権団体に通報したことについては、「防衛副大臣である前に国会議員としてどうなのか?」世間や政府関係者からも疑問の声が出ています。
まずは政府に伝えるべき内容だと思いますが、その手順を飛ばして、波を立てるようにチクっていたんですよね。
そして、中山泰秀防衛副大臣がツイッターに投稿した「早速サイモンウィーセンタールセンターと連絡を取り連絡をしました」は、”オレが新しく犯人見つけたぞ!(ドヤ!)”と言っているかのようで…
筆者個人の感想ですが、国会議員としての仕事ではなく、自己満足でやったように見受けられました。
最後までお読みいただきありがとうございました。