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着物の帯を踏むヴァレンティノ広告の元ネタ映画[草迷宮]のシーン

Kokiさん起用のヴァレンティノのDI.VA(ディーヴァ)キャンペーン広告で「着物の帯の上をハイヒール靴で歩く・座る」、「土足で室内」、「敷居を踏む」という数々の不適切な演出がありました。

この演出に「着物の帯の扱いがひどい」「日本文化を侮辱している」と批判が殺到!炎上しています。

現在は公式サイトから削除されていますが、不適切な演出のあった画像・動画を確認できるようにまとめました。

 

また、着物の帯を踏むヴァレンティノ広告が元ネタ(インスピレーション源)とした映画『草迷宮』が気になりますね。

どのようなシーンが元ネタだったのでしょうか?

 

▼この記事でわかること▼

着物の帯を踏むヴァレンティノ広告の画像と動画

着物の帯踏み以外にも不適切な演出「土足で室内」「敷居を踏む」

ヴァレンティノ広告の元ネタ映画『草迷宮』のシーン

着物の帯を踏むヴァレンティノ広告

炎上している広告はこちらです。

着物の帯のような布の上に「座る」「ハイヒール靴(土足)踏む・歩く」演出がされています。

同じカットの写真はヴァレンティノの公式サイトから削除されています。

着物の帯の上に座る写真【画像】

ハイヒール靴で着物の帯の上を歩く(踏む)、土足で室内【動画】

着物の帯の上をハイヒール靴で歩く(踏む)、室内でも土足、など、日本の一般的な感覚では非常識な演出です。

「見ていて胸が痛くなる」「悲しい」という声が多くありました。

帯踏み以外にも不適切な演出があった

帯を踏む、上に座る以外にも、日本の文化・マナーを度外視した演出があり、批判の声が高まりました。

不適切な演出

土足で室内

敷居を踏んでいる

 

土足で室内

右側上下2枚と、左下の写真室内で撮影されたものですが靴を履いたままの撮影です。

右側上下2枚の写真は、床に何か敷いているようなので「畳の上で土足」ではありませんが、『靴を履いたまま、土足で室内』であることが批判されています。

 

和室の敷居を踏んでいる

このカットは静止画なので、中国人カメラマンのFish Zhang(フィッシュ・チャン)さんが撮影したものと推察できます。

敷居は踏んではいけないことは日本では常識です。

「敷居を踏む」演出はカメラマンの指示だったのか、他の誰かなのかは公表されていませんが、日本文化・マナーを知らない人だったのかもしれません。

製作スタッフには日本人スタッフも数多くいたので、「日本の常識的なマナーについては指摘ができたのではないか?」と思うと残念です。

 

この広告の製作に関わったディレクターやカメラマン等のスタッフはこちらの記事でまとめていますのでご覧下さい。

帯踏み広告CMの撮影が中国人はデマで日本人が動画ディレクター

 

ヴァレンティノは動画・画像を削除し謝罪文を発表

ヴァレンティノは広告炎上を受けて謝罪文を発表しています。

謝罪文の中で、このビジュアル(広告)は『日本の文化に敬意をこめて作成』としていますが、文化に敬意を払っていることが伝わらない内容になってしまいましたね。

 

謝罪文は日本語と英語で発表されていますが、英語だと「帯を思わせる布」についての認識が違った表現になっていて、再び炎上しそうな内容でした。

こちらの記事でまとめていますのでご覧ください。

ヴァレンティノKoki炎上広告謝罪に着物の帯ではない|本国の認識は?

 




ヴァレンティノ広告の元ネタ映画[草迷宮]のシーン

批判が集中した演出は、寺山修司監督の映画「草迷宮」内のシーンからインスピレーションを受けたのと発表されています。

元ネタとされている映画「草迷宮」のシーンはこちらです。

動画で見たい方はこちら

年齢制限が設定されているシーンが前後にあるため、リンクだけ貼っておきます。

 




最後に

『着物の帯を踏むヴァレンティノ広告の元ネタ映画[草迷宮]のシーン』と題し、以下をご紹介しました。

着物の帯を踏むヴァレンティノ広告の画像と動画

着物の帯踏み以外にも不適切な演出「土足で室内」「敷居を踏む」

ヴァレンティノ広告の元ネタ映画『草迷宮』のシーン

ヴァレンティノ広告は、元ネタとなった映画『草迷宮』の美しいと思った演出や要素だけを取り入れたようですね。

「帯を踏む」だけでなく、「土足で室内」「敷居を踏む」ビジュアルもあったので、帯の演出が無くても炎上していたかもしれません。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。