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榎木監督(創価大学)経歴と評判|練習メニューや指導内容は?

2021年の箱根駅伝往路優勝!総合2位となった創価大学駅伝部を指導しているのが、2019年に就任した榎木和貴(えのき かずたか)監督です。

2020年の第96回箱根駅伝では、初の『1区の区間賞』と初のシード権を獲得し、2年連続4度目の挑戦で、2021年は総合2位という素晴らしい成績を出しています。

 

榎木監督の経歴と評判、駅伝部監督に就任して2年目から実績を出した練習メニューや指導内容が気になりますね。

榎木監督(創価大学)コメントがひどいと炎上?インタビュー内容全文

榎木監督の経歴と評判

榎木監督自身の経歴

榎木監督ご自身も中央大学で活躍していました。

箱根駅伝では4年連続区間賞を獲得し、96年の大学3年生で総合優勝もしています。

大学卒業後は、名門・旭化成の実業団でランナーとして活躍し、トヨタ紡織の監督を務めた後に、創価大学の駅伝部の監督に就任しています。

監督の他にも、キッズ・ジュニアの育成、指導者育成・マネジメント、学校・企業への「夢」講和、ゲストランナー・解説、アスリートマネージメント等、様々な活動をされています。

 

創価大学駅伝部指導の評判

部員から榎木監督への評判は高いです。

主な理由は、

  • 榎木監督が就任1年で、箱根出場のシード権を獲得するまでに駅伝部を成長させたことで、部員から監督への信頼が厚くなったこと。
  • 自粛期間で試合がなくなった春には、榎木監督が学内タイムトライアル等の実践的な練習をつくり、部員のモチベーション維持をして部員のマインド面をサポートしたこと。
  • 榎木監督が就任後、自己記録更新者を多く出していること。

 

また、榎木監督ご自身も走っていることも評判を高くしたものと思います。

榎木監督が走る姿は学生も見ていて、「榎木さんがこれだけ走っているのだから、自分もやらないと」と刺激を与えています

 

箱根駅伝4区までの区間に似たコースは、榎木監督が創価大学周辺でつくりました。

練習も駅伝本番と似た起伏あるコースで走ることは、脚力もつきますし、本番の自信に繋がりますよね。

(創価大学は八王子の山の上にあり、87万平方メートルの巨大な校地(敷地)を所有しています)

 

榎木監督が現役時代の練習メニュー

旭化成の実業団ランナー時代は、宗兄弟が作り上げてきた成功のメソッドに沿った一律の練習をしていましたが、それは榎木さん(当時選手)には合わなかったそうです。

榎木さんは、自身が指導者になった際には「選手個人に合った指導をしていいところを引き出したい」と思うようになりました。

 

榎木さんが中央大学時代に指導を受けていた監督は、大志田秀次さん(現・東京国際大監督)で、当時の大志田監督が榎木さんたち選手に作ってくれた内容で練習をしていました。

この練習メニューは、現在の創価大学駅伝部の練習メニューの参考となっています。




榎木監督の指導内容

榎木さんは一律の練習をさせるのではなくて「選手個人に合った指導をしていいところを引き出す」ため、部員個人に目標を聞き、それに対して練習の質を向上させるように指導されています。

 

榎木さんが監督になるとき選手に理解させたこと

  • 自分で考えて行動に移して欲しい
  • 足づくりの練習をやりすぎていれば練習をセーブさせる
  • 必要な休養を取っている場合は走行距離の強制はしない

結果、部員42名中30名が練習中に自己記録を更新しています。

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榎木監督の練習メニュー

創価大学駅伝部は、箱根駅伝の脚作りために「月間走行距離750㎞」を目標として練習をしています。

 

個人向けの練習メニュー

「選手個人に合った指導をしていいところを引き出す」ため、練習メニューは、榎木監督が部員一人一人に声をかけて、可能な限り個人向けの練習メニューを作っています。

筋力差もチェックして、筋力トレーニングメニューはコンディショニングコーチが組み立てています。

 

ガーミンのランニングウォッチを活用したトレーニング

月間走行距離をひたすら走るのではなく、負荷割合とペースを設定して750㎞を走っています。

ガーミンを装着して走り、練習後にガーミンで心拍数をチェック。

負荷が適切だったかどうかを検証し、ペースは速すぎだったか?等を判断しています。

750㎞の内訳
  • ジョグペース:400㎞
  • 4分〜3分30秒/㎞ペース:200㎞
  • 3分20秒〜3分ひとケタ代/㎞ペース:100㎞
  • レースペース(3分/㎞内):50㎞

 

ガーミンの活用は心拍数測定の他にもあります。

ランニングダイナミクス機能で、接地時間、接地バランス、上下動比(%)、上下動(㎝)などから左右の筋力差もチェックし、筋力強化にも役立てています。

目標を定め、その過程で何が良くて何が悪かったのか?数字やデータで見て振り返りをすることが大きいのですね。

データをとれれば一人でも練習できることも、自粛期間中は大きかったようです。

創価大学駅伝部で使用している【GARMINランニングウォッチ】

GARMIN ForeAthlete 645 Music

 

GARMINと一緒に使用しているフォーム解析用デバイス【ランニングダイナミクスポッド】

GARMINランニングウォッチとセンサー接続し、ズボンのウエスト部分背中側に取り付けるだけでフォーム解析ができます。

解析できる内容:ピッチ、ストライド幅、接地時間、左右バランス、上下動、上下動比など。

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最後に

箱根駅伝2021の往路優勝をした、創価大学・榎木和貴監督の「経歴と評判」、「実績を出した練習メニュー」についてご紹介しました。

好成績に、榎木監督は「特別なことは何もしていません。走った選手が持てる力を100%出してくれた」からと話されていますが、榎木監督考案のコースや練習メニューが選手を育てたのでしょうね。

チーム目標は「総合3位」のところ、結果は素晴らしい準優勝でした!

来年の活躍も楽しみです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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