2022年1月期のドラマ『ミステリというなかれ(ミスなか)』が「おもしろい!」と話題ですね。
挿入歌は有名なクラシック曲で「聴いたことある!」と思っても「このBGMの曲名は何?」「曲名が思い出せない」と気になった方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、「ミステリと言う勿れ」の劇中歌ろして使用されたクラシック曲を各回シーン別でご紹介します。
※一部ネタバレを含みます。
【ミステリと言う勿れ】挿入歌クラシック曲名一覧
【ミステリと言う勿れ】第1話~4話のクラシック曲名をシーン別で
【ミステリと言う勿れ】クラシックBGMに対する世間の声や評判
- ミステリと言う勿れのクラシック曲名一覧
- ミステリと言う勿れのクラシック曲名シーン別【第1話】
- ①モーツァルト「ピアノソナタ 第16番 ハ長調 K545 第1楽章」
- ②ピョートル・チャイコフスキー「くるみ割り人形:行進曲」
- ③エルガー「威風堂々」
- ④ヨハン・セバスチャン・バッハ「無伴奏チェロ組曲」
- ⑤ピョートル・チャイコフスキー「くるみ割り人形~金平糖の精の踊り
- ⑥ヨハン・セバスチャン・バッハ「G線上のアリア」
- ⑦プロコフィエフ「ロメオとジュリエット〜モンタギュー家とキャピュレット家」
- ⑧ロッシーニ「ウィリアム・テル 序曲 (ピアノ版)」
- ⑨ジャック・オッフェンバック「天国と地獄」
- ⑩モーツァルト「ピアノソナタ 第11番 トルコ行進曲 イ長調 K331 第3楽章」
- ⑪ヨハン・セバスチャン・バッハ「トッカータとフーガ ニ短調」
- ⑫ベドルジフ・スメタナ「モルダウ」
- ⑬ヨハネス・ブラームス「ハンガリー舞曲第5番」
- ⑭アルビノーニ「弦楽とオルガンのためのアダージョ ト短調」
- ミステリと言う勿れのクラシック曲名シーン別【第2話】
- ミステリと言う勿れのクラシック曲名シーン別【第3話】
- ミステリと言う勿れのクラシック曲名シーン別【第4話】
- ミステリと言う勿れのクラシックBGMが邪魔の声も
- 最後に
ミステリと言う勿れのクラシック曲名一覧
『ミステリと言う勿れ(いうなかれ)』のドラマ内で使われたクラシック曲は、第一話は全14曲でした。
- モーツァルト「ピアノソナタ 第16番 ハ長調 K545 第1楽章」
- ピョートル・チャイコフスキー「くるみ割り人形:行進曲」
- エドワード・エルガー「威風堂々 第1番」
- ヨハン・セバスチャン・バッハ「無伴奏チェロ組曲 第1番 プレリュード」
- ピョートル・チャイコフスキー「くるみ割り人形~金平糖の精の踊り」
- ヨハン・セバスチャン・バッハ「G線上のアリア」
- プロコフィエフ「ロメオとジュリエット〜モンタギュー家とキャピュレット家」
- ロッシーニ「ウィリアム・テル 序曲 (ピアノ版)」
- ヨハネス・ブラームス「ハンガリー舞曲第5番」
- ジャック・オッフェンバック「天国と地獄」
- モーツァルト「ピアノソナタ 第11番 トルコ行進曲 イ長調 K331 第3楽章」
- ヨハン・セバスチャン・バッハ「小フーガ ト短調 BWV578」
- ベドルジフ・スメタナ「モルダウ」
- アルビノーニ「弦楽とオルガンのためのアダージョ ト短調」
『ミステリと言う勿れ(いうなかれ)』第二話で使用されたクラシック曲は全4曲でした。
- ヨハネス・ブラームス「ハンガリー舞曲 第5番」
- アントニオ・ヴィヴァルディ「「四季」より「冬」第1楽章」
- ジャック・オッフェンバック「天国と地獄 序曲3部」
- フランツ・シューベルト「楽興の時 第3番 D.780, OP.94」
2話からはクラシックのBGMが少なくなり、オリジナルサントラも入っていました。
「BGMのクラシックがうるさい」と否定的な意見があったからでしょうか?
『ミステリと言う勿れ(いうなかれ)』第三話で使用されたクラシック曲は全5曲でした。
- アントニオ・ヴィヴァルディ「「四季」より「冬」」
- ヨハン・セバスチャン・バッハ「小フーガ ト短調 BWV578」
- ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」
- チャイコフスキー「くるみ割り人形より金平糖の踊り」
- ショパン「エチュード10-3『別れの曲』」
『ミステリと言う勿れ(いうなかれ)』第四話で使用されたクラシック曲は調査中です。
- ヨハネス・ブラームス「ハンガリー舞曲 第5番」
- フランツ・シューベルト「楽興の時 第3番 D.780, OP.94」
- アントニオ・ヴィヴァルディ「「四季」より「冬」」
- ヨハン・セバスチャン・バッハ「小フーガ ト短調 BWV578」
ミステリと言う勿れのクラシック曲名シーン別【第1話】
各シーンを盛り上げてくれたクラシック曲を第1話(1月10日放送回)のシーン別でご紹介します。
主に、菅田将暉さん演じる久能整(くのうととのう)のシーンで使用されていました。
※以下、ネタバレも含みます
①モーツァルト「ピアノソナタ 第16番 ハ長調 K545 第1楽章」
- ドラマ冒頭、久能整がカレーを作るシーン
- ドラマ終盤、久能整がカレーを作るシーン
②ピョートル・チャイコフスキー「くるみ割り人形:行進曲」
- 久能整の自宅に初めて薮(遠藤憲一)と池本(尾上松也)が訪ねてくるシーン
③エルガー「威風堂々」
- 久能整が「犯人は自分ではない」と薮と青砥(筒井道隆)に理路整然と語るシーン
整は殺人事件の容疑者として薮と青砥から事情聴取を受けました。
「犯人は自分ではない」ことの根拠を長々と話し、マジックミラー越しの池本にも「こいつめんどくさっ」と言われていました。
④ヨハン・セバスチャン・バッハ「無伴奏チェロ組曲」
- 久能整が警察署をあとにするシーン
初日の事情聴取を終え警察署を出るときに、久能整は風呂光(伊藤沙莉)が退職願を出そうとしていること、池本の子供がもうじき生まれることを知ります。
⑤ピョートル・チャイコフスキー「くるみ割り人形~金平糖の精の踊り
- 久能整の指紋を池本と風呂光が採取するシーン
⑥ヨハン・セバスチャン・バッハ「G線上のアリア」
- 風呂光の飼い猫が死んでしまったことを語るシーン
⑦プロコフィエフ「ロメオとジュリエット〜モンタギュー家とキャピュレット家」
- 久能整が池本の夫婦喧嘩を言い当てるシーン
池本の身なりから、久能整は「奥さんとケンカしたんですか?」とズバリ言い当てます。
この時の会話を境に池本は久能整を頼るようになり、度々相談するようになりました。
⑧ロッシーニ「ウィリアム・テル 序曲 (ピアノ版)」
- 薮が久能整の家宅捜索をすると話したシーン
- 事件から1か月後、久能整が美術館に行こうと自宅を出るときのシーン
⑨ジャック・オッフェンバック「天国と地獄」
- 久能整が池本にごみ捨ての大変さを指摘するシーン
- 捜査令状が出されて久能整がうろたえるシーン
- 池本が久能整の家を再訪してくるシーン
⑩モーツァルト「ピアノソナタ 第11番 トルコ行進曲 イ長調 K331 第3楽章」
- 久能整が青砥に「真実は一つではないが事実は一つ」と話すシーン
- 久能整が薮に反撃して語るシーン
久能整の指紋が付いた凶器のナイフが発見されるが、「物証だけでは自分が犯人とならない」と整は薮に反撃します。
⑪ヨハン・セバスチャン・バッハ「トッカータとフーガ ニ短調」
- 薮の妻子がひき逃げ事件に遭った過去を青砥が久能整に語るシーン
⑫ベドルジフ・スメタナ「モルダウ」
- 久能整が青砥に「神のような第三者がいないと見極められない」と話すシーン
真実は見方・立ち位置によって変わるが「事実は一つ」だとする会話から、青砥は過去の未解決事件と向き合おうと決意します。
⑬ヨハネス・ブラームス「ハンガリー舞曲第5番」
- CMに入るときに使用
⑭アルビノーニ「弦楽とオルガンのためのアダージョ ト短調」
- 風呂光の調べにより、事件の真相が全て判明したシーン
ミステリと言う勿れのクラシック曲名シーン別【第2話】
第2話(1月17日放送回)で使用されたクラシック曲をシーン別でご紹介します。
※以下、ネタバレも含みます
①ヨハネス・ブラームス「ハンガリー舞曲 第5番」
- 冒頭の回想シーン
②アントニオ・ヴィヴァルディ「「四季」より「冬」第1楽章」
- バスジャックの車内で久能整(菅田将暉)が犬堂オトヤ(阿部亮平)に反論するシーン
犬堂オトヤ(阿部亮平)が「逃げたやつのせいでみんなが死ぬ」と脅したことに対して、久能整は「責任転嫁しないでください」と反論。
久能整は凶器を手にするバスジャック犯に対しても真っ向から否定していました。
③ジャック・オッフェンバック「天国と地獄 序曲3部」
- バスジャック中のトイレ休憩で、久能整(菅田将暉)が助けを求める書き置きを作成するシーン
バスジャック犯から3分で戻れ!と言われているため急いで書きますが、久能整の性格から長々とした書置きができあがりました。
この書置きは見つけてもらえるのでしょうか?
④フランツ・シューベルト「楽興の時 第3番 D.780, OP.94」
- 露木リラ(ヒコロヒー)と久能整の会話のシーン
露木リラがストレスを抱えていた元カレの言葉に対して、久能整は否定し、露木リラの気持ちを軽くさせていました。
犬堂家の屋敷は超豪華でしたね!
外観はこちらのロケ地が使われていました。
ミステリと言う勿れのクラシック曲名シーン別【第3話】
第3話(1月24日放送回)で使用されたクラシック曲をシーン別でご紹介します。
ヨハン・セバスチャン・バッハ「小フーガ ト短調 BWV578」
- バスジャックの人質たちが犬童家の屋敷室内に入ってきた際のシーン
ドビュッシー 亜麻色の髪の乙女]
- 会社員・奈良崎幸仁(金田明夫)と久能整の会話のシーン
部下の自殺や妻子が家を出ていったことに対して、自分に問題はないと憤りを見せていた奈良崎幸仁。
久能は「顧客の気持ちを察するスキルはあるのだから、部下や身内にも同じことができるはず」と気づきを与えていました。
アントニオ・ヴィヴァルディ「「四季」より「冬」」
- ドラマ冒頭で青砥、風呂光、池本たちの乗る警察車両がバスジャック犯の屋敷に向かうシーン
- バスの運転士・煙草森誠(森下能幸)の自供シーン
煙草森は犬童愛珠を「隠しただけ」という気味の悪い内容でした。
チャイコフスキー くるみ割り人形より金平糖の踊り
- 久能整がバスジャック班の仲間を言い当てるシーン
バスジャックに遭遇しながらも、久能整が犯人や周囲を冷静に観察していたことに、犯人や警察たちも驚いていました。
ショパン エチュード10-3『別れの曲』
- 事件解決後、屋外で犬童我路(永山瑛太)と久能整が会話するシーン
犬童我路は「小さい整君は誰の気を引きたかったんだろうね」と疑問を投げかけていました。
久能整の幼少期や親子関係に対しての伏線でしょうか?
ドラマの中で重要な謎になりそうですね。
第三話の後半に登場した「漂流郵便局」、不思議な空間でしたね。
実は、香川県に実在しているアート作品でした。
ミステリと言う勿れのクラシック曲名シーン別【第4話】
第4話(1月31日放送回)で使用されたクラシック曲をシーン別でご紹介します。
ヨハネス・ブラームス「ハンガリー舞曲 第5番」
- 冒頭、久能整がカレーを作るシーン
フランツ・シューベルト「楽興の時 第3番 D.780, OP.94」
- 暗号解読を頼まれた久能整が警察の風呂光と話すシーン
暗号解読を頼まれた久能整ですが、「この暗号はきっと何かを伝えようとしている」とマイペースに思考を巡らせていました。
アントニオ・ヴィヴァルディ「「四季」より「冬」」
- ユナボマーの暗号について久能整が語るシーン
- 犯人(柄本佑)が辛かった幼少期について久能整に語るシーン
久能整は、初めて暗号を調べるときに「犯人の心理の方が興味がある」と話していましたが、後に犯人の心情も知ることになりました。
ヨハン・セバスチャン・バッハ「小フーガ ト短調 BWV578」
- 犯人(柄本佑)が犯罪準備するシーン
(調査中)
- 記憶喪失になった犯人(柄本佑)が「時限爆弾を仕掛けた気がする」と思いだすシーン
(調査中)
- 久能整が「3」に関係あるものについて説明するシーン
爆弾を仕掛けた犯人(柄本佑)がそれまで話してきた内容が、一気に繋がりました。
ミステリと言う勿れのクラシックBGMが邪魔の声も
ドラマの演出の一部となっているクラシック曲ですが、「クラシックのBGMがうるさい!」とマイナス評価の声もありました。
BGMの音量が大きくて台詞が聞き取りにくい状態になっていたことが多くの理由のようです。
#ミステリと言う勿れ
フジテレビさん、クラシックのBGM多用し過ぎ・うるさい
盛り上げようとの狙いが見え見えで冷めちゃう
お願いします、もうちょっと改めて下さい— まりんこ (@Marinko_sama) January 10, 2022
原作が好きで楽しみにしてたけど、演出が…
整くんの話は毎回ドスンと心にくるけど(ストンではない)、その大事な話がクラシックの妙な演出に邪魔されて勿体ない。
音量も大きい、演出自体好きじゃないけど流すならもう少し小音量で流して欲しい。
大事なセリフが…#ミステリと言う勿れ— 乃眠 (@TurKsJSXiSGZG07) January 10, 2022
クラシック曲使用は原作者の希望だった?
クラシック音楽がBGMに使用されている理由は、原作者/田村由美先生の作風を継いでいるからだろう、との見立てがありました。
整君が菅田将暉と聞いた時、もっと柔らかい感じだけどなーと思ったけど1巻を読み返したらなかなか整君、刺々しい感じがしたのでドラマはなんだかんだ合ってるし面白く仕上がってる。クラシックで纏めてるあたり田村由美作品っぽくて良い。芸術を交えることの多い作風だから。
#ミステリと言う勿れ— サボテン (@mofumof59714590) January 11, 2022
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最後に
『ミステリと言う勿れのクラシック曲名シーン別一覧!BGMが邪魔の声も』と題してご紹介しました。
各シーンを盛り上げているクラシック曲は全て素敵な曲でしたね。
第一話はクラシック曲のBGMが多くありましたが、第二話からは少なくなっています。
「クラシックのBGMがうるさい」という反応があったから調整したのかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。