東京オリンピックU-24代表メンバーの、旗手怜央(はたてれお)選手の活躍がすごいですね!
旗手玲央選手は川崎フロンターレ所属でポジションはFWでしたが、登里享平選手の離脱から左サイドバックになって以降、さらに存在感を増した選手です。
旗手怜央選手は静岡学園高校→順天堂大学とサッカー名門校の出身。
どのように成長を遂げたのか、深堀りしました。
▼この記事でわかること▼
旗手怜央の高校と大学
三笘薫より先にレギュラー定着
サポーターからの評価
旗手怜央の高校大学は名門!
静岡学園高校 → 順天堂大学
旗手怜央選手は静岡学園高校→順天堂大学とサッカー名門校の出身です。
静岡学園高校に推薦入学
旗手選手は幼稚園からサッカーを始め、小学4年生から三重県の強豪ジュニアチーム「FC四日市」に所属しました。
FC四日市からは、現在名古屋グランパスの和泉竜司選手も輩出しています。
中学生の時に「プロになりたい」と考え、プロ選手を輩出している静岡学園高校への進学を決めます。
静岡学園高校にはシュート力を見込まれて推薦入学。
中学の時の監督に静岡学園に行きたいことを伝え、静岡学園の練習にさせてもらったことで、推薦をいただいたそうです。
<サッカーのプレイ場所> | |
幼稚園~ | サッカーを始める |
小学3年~ | 少年団(鈴鹿市立牧田小学校)、鈴鹿のクラブチーム |
小学4年~中学 | FC四日市ジュニアチーム |
高校 | 静岡学園 |
プロになった静岡学園卒業生は70名以上
-柏瀬暁、和泉竜司、阿部雅志など
静岡学園ではエースとして活躍
高校・静岡学園では、ストライカーとして活躍。高校3年生になると背番号10番を与えられました。
しかし、入学当初の技術力は下の方だった旗手選手。
チーム練習後には居残り自主練習をして、「ひとりでゴールを決められるように」個の技術磨いたそうです。
寮生活だったこともあり、授業以外はグラウンドか寮で過ごすサッカー漬けの高校生活ができたと振り返っていました。
高校時代の評価
現在も独特なセンスのある攻撃的なドリブルが評価されていますが、高校時代は「野性的なドリブル」と評価されていました。
高校時代、ストライカーとして君臨した彼のドリブルは、瞬間的なスピードと繊細なボールタッチを刻む一方で、低い重心と強靭な足腰を活かして、時には重戦車のような馬力溢れる野性的なドリブルも披露するのが特徴的だった。
引用元:サッカーダイジェスト
高校からの先輩である名古新太郎選手(湘南ベルマーレ)からは、「別次元のシュートでスピードが速い」と高校時代を評価されています。
「怜央のシュートは別次元。スピードが速くて、すごいシュートを持っているなと思いました」
引用元:順天堂大学アスリートインタビュー
順天堂大学に入学し蹴球部へ
プロクラブから声はかかりませんでしたが、順天堂大学と国士舘大学からオファーされて順天堂大学へ進学。
順天堂大学では元日本代表DF堀池巧監督から、オフ・ザ・ボールのときの動きも指導されます。
さらに守備の部分も考えさせられたことで成長に繋がったと振り返っています。
大学3年生で川崎フロンターレ入りが決まった
2019年大学2年生から川崎フロンターレの試合に出場し、大学3年生の時には川崎フロンターレ入りが決定しました。
Jリーグの他チームからもオファーはありましたが、「うまくなりたい」と川崎を選びました。
旗手選手は「日本で一番強いチームに入り、スタメンを勝ち取れば自分自身の成長につながる」と話していますが、貪欲にサッカー選手としての高みを目指したものなんですね。
旗手選手のメンタルを支えたのは父親の言葉でした。こちらでまとめていますのでご覧ください。
旗手怜央はプロ初年度からレギュラー入りの実力者
三笘薫より先にレギュラー定着
サポーターから「替えのきかない選手」とも最高の言葉も
旗手怜央選手は大学2年生から川崎フロンターレの試合に出場し、大卒後に川崎フロンターレに入団した大卒Jリーガーです。
ここまでは三笘薫選手と同じ。
旗手怜央選手は三笘薫よりも先に、プロ初年度からレギュラー定着しました。
三笘薫選手もすごい選手ですが、三笘薫選手が頭角を現すことができたのは、同じポジションで先発だった長谷川選手がケガしたことで出場機会を得たきっかけがあったから。
対する旗手選手は「練習からきちんと成長をアピールして監督に使いたいと思わせる力があった」ということなので、サッカー選手として強みですね。
サポーターからの評価
旗手選手は大卒2年目(プロ2年目)ですが、評価はとても高いです。
三笘薫も田中碧もすごかったけど、彼らよりチームを助けてくれているのは旗手
もしも三笘の代わりに旗手が移籍したとしたら、そっちの方がチームは苦しくなったんじゃないか(旗手の方が残ってくれてよかった)
サッカーでチームへの貢献を示す言葉として「替えのきかない選手」というものがあるが、まさにそういう存在。大卒2年目でこの働きは本当に驚き。
決定的なチャンスで決められるようになったら、三笘や田中碧のように海外から目を付けられる存在になる。五輪でブレイクしちゃったら怖い。
行かないで玲央!もう少し下の世代が育ってからにして!
しかし今年24歳、海外ではサッカー選手としては中堅と言っていいし、これ以上遅くなると成長分を見込んでのオファーが来なくなる。
旗手怜央選手も出場する東京オリンピックU-24は7月22日~8月7日まで開催です。
U-24日本代表戦の日程・テレビ放送局はこちらでまとめていますのでご覧ください。
東京五輪サッカー日本戦日程と放送局まとめ(男子・女子)
最後に
『旗手怜央の高校大学は名門!プロ初年度からレギュラー入りの実力者』と題してご紹介しました。
高校:静岡学園高校
大学:順天堂大学
レギュラー定着は三笘薫より先だった
サポーターからの評価:「替えのきかない選手」と高評価
最後までお読みいただきありがとうございました。