常田大希さんが中心となって活動しているバンドが、millenium parade(ミレニアムパレード/ミレパ)とKingGnu(キングヌー)です。
二つの大きな違いはメンバーと音楽性。
【millenium parade】
楽曲によってメンバーが変わり、海外展開も視野に入れ「世界から見た東京の音」をテーマにやりたい音楽を作っている。
【KingGnu】
メンバーは固定の4人。メジャー・J-POPで成功を目指している。
一言で表現すると、「キングヌーは資金稼ぎの音楽で、ミレニアムパレードはやりたい音楽を作っている」という話もネット上にありました。真偽はどうなのでしょうか?
▼この記事でわかること▼
millenium paradeとKingGnuのメンバー
millenium paradeとKingGnuの音楽性の違い
KingGnuは資金稼ぎでmillenium paradeはやりたい音楽?
ミレパとキングヌーの違いはメンバー
【millenium paradeのメンバー】楽曲によって変わる
【KingGnuのメンバー】固定4人
millenium paradeのメンバーは10名のベーシックメンバーがいます。
楽曲に合わせてボーカルが変わったり、他メンバーが加わるなどしてメンバー構成が変わります。
KingGnuのメンバーは、固定の4人です。
millenium parade(ミレニアムパレード/ミレパ)のメンバー
この投稿をInstagramで見る
millenium paradeのベーシックメンバー
常田 大希(つねた だいき) | プロデューサー、コンポーザー |
---|---|
佐々木 集(ささき しゅう) | クリエイティブディレクター |
森 洸大(もり こうた) | デザイナー、アジテーター |
神戸 雄平(かんべ ゆうへい) | デジタルアーティスト |
ermhoi(エルムホイ) | ボーカル |
MELRAW(メルロウ) | サックス、ギター、ボコーダー |
江崎文武(えざき あやたけ) | キーボード |
新井和輝(あらい かずき) | ベ-ス |
石若駿(いしわか しゅん) | ドラム |
勢喜遊(せき ゆう) | ドラム |
(※曲よってはボーカルも変わるので絶対固定のメンバーではありません)
KingGnu(キングヌー)のメンバー
この投稿をInstagramで見る
常田 大希(つねた だいき) | ギター、ボーカル |
---|---|
井口 理(いぐち さとる) | ボーカル、キーボード |
新井 和輝(あらい かずき) | ベース |
勢喜 遊(せき ゆう) | ドラム、サンプラー |
ミレパとキングヌーの違いは音楽性
【millenium parade】
海外展開も視野に入れ「世界から見た東京の音」をテーマにしている。「自分たちが作りたい音楽」を作っている。
【KingGnu】
メジャー・J-POPでの成功を目指したミクスチャーロックバンド。人が歌える音楽を作っている。
millenium paradeは総合芸術の音楽
この投稿をInstagramで見る
millenium paradeは自分たちが作りたい音楽を作っています。
総合芸術に近い音楽を作るプロジェクトだそうです。
―常田さんなりに「祭り」というものを突き詰めていったときに、音楽作品に昇華するのはKing Gnuよりもmillennium paradeだった?
常田:やっぱりmillennium paradeは総合芸術に近い考え方をしているし、よりコンセプチュアルにアートできるのがこのプロジェクトなので。
引用元:CINRA.NET
millenium paradeのMVには、メンバーが演者として出演しないことも特徴です。
millenium paradeの楽曲「FAMILIA」に井口理も参加した理由は日本語歌詞だから
2021年に「FAMILIA」のリリース前まで、millenium paradeの楽曲に井口理さんは参加していませんでした。
それがmillenium paradeとKingGnuのわかりやすい違いだったのですが、2021年リリースの「FAMILIA」は日本語歌詞だったため、井口理さんが参加しました。
常田大希さんは「日本語の歌詞を歌うなら井口理がボーカル」と考えている為、この形になったそうです。
「FAMILIA」をリリースする前までは英語歌詞の楽曲のみで、ボーカルはermhoiさん、charaさん、HIMIさんが担当していました。
KingGnuはJ-POP
KingGnuはJ-POPでの成功を目指し、人が歌える音楽を作っています。
時代にリンクした音楽を作ることで熱狂を生み出したい→ポップスを作る、という考えだそうです。
-常田大希さんのインタビュー
10代の頃は、もっと崇高なものを目指していたんです。時代とは関係のない、普遍的な美しさやかっこよさを目指すタイプの人間だった。
でも、考えを突き詰めていって思ったのは、結局、時代性を纏ってない音楽が大衆的な熱狂を生むのは不可能なんだ、ということだったんですよね。
引用元:cinra.net
KingGnuのボーカルは常田大希と井口理
KingGnuでボーカルを務めるのは、常田大希さんと井口理さんです。
常田大希さんは井口理さんの歌声について「誰にでも届く声質」「嫌われない声」「洋楽には向いていない」、
常田大希さん自身の声については「オルタナティブな声」「嫌いな人もいる声」と評価しています。
常田大希さんは、井口理さんの歌声が「別に好きじゃない」そうですが、楽曲・声をリスナーに届けることができる歌声と評価してKingGnuに迎えたそうです。
──コーラスをお願いするくらいだから、井口さんの声が好きなのでは?
井口 そういうわけじゃないみたいですよ(笑)。
常田 別に好きじゃないっすね(笑)。俺の声はオルタナ的なんですけど、そういう声って届く人と届かない人がいるじゃないですか。サトルの声は誰にでも届き得る声質と言うか。
引用元:音楽ナタリー
ミレパとキングヌーの違いはやりたい音楽か資金稼ぎ?
millenium paradeは自分たちが作りたい音楽を作っています。
対してKingGnuは、資金稼ぎで売れる楽曲を作ったという話がネット上にありました。
ふーむ、調べてたらking gnuは元々millennium paradeをやるための資金集め用で始めたバンドだとか。白日は売れ線で作ったけど、泡はsrv.vinch時代のリメイクだから元々やりたい路線に近かったりすんのかな。
— こうの (@rotermeer) October 3, 2020
やりたいことはあるけど、圧倒的に資金が必要。そのためにも日本で売れるジャンルの音楽市場に打って出る必要があるし、その意味でKingGnuは最重要プロジェクトって言ってたな、常田さん。
— tomi (@necotea1) April 6, 2019
昔、常田大希さんが話していたようで、ファン内では知られていることだそうです。
ソースが見つからなかったので、「KingGnuは資金稼ぎ」が本当かウソかは不明ですが、KingGnuも熱量をもって活動していることはインタビュー記事から垣間見えるのは確かです。
最後に
「millenium paradeとKingGnuの違い メンバーと音楽性」「KingGnuは資金稼ぎでmillenium paradeはやりたい音楽?」についてご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。