自民党の穴見陽一(あなみよういち)議員が、東京都のまん延防止重点措置(まん防)を破ったことで話題になっています。
過去には、受動喫煙対策の審議会の場で、肺がん患者に対して「いいかげんにしろ」とヤジを飛ばしていました。
穴見陽一議員は大分一区の衆議院議員であり、
ファミリーレストラン「ジョイフル」の2代目会長です。
評判はどうなのでしょうか?
結論から言うと、「無能」という評判でした。
▼この記事でわかること▼
穴見陽一の評判
穴見陽一が無能と言われる理由3つ
穴見陽一が肺がん患者にヤジを飛ばした【動画】
穴見陽一の評判は無能!
穴見陽一議員がまん防を破って会食していたことに対し、世間の反応は「またやった」という声ばかり。
「まん防破り」の汚名 やるな、自民 絶好調だ(笑)
自民 穴見陽一・衆院議員(51) 7/8https://t.co/Op7kdRt4Qu— 「妄想」打ち勝った証くん8日前 (@xzjps) July 14, 2021
無能と言われる理由①まん防での飲食店ルールを知らない
国会議員であり飲食業界関係者なのに「まん防」ルールを知らない
穴見陽一議員は、議員になる前はファミリーレストラン「ジョイフル」の会長でした。
現在は株式会社ジョイフルの相談役であり、日本フードサービス協会の理事も務めています。
穴見陽一議員は飲食店業界のことに詳しいはず、ですよね。
しかし、今回のまん防破りで、飲食店利用の「まん防ルール」を理解していないことが判明しました。
90分を超えていたことについては、
「まぁそうですね……。(都のルールを)十分認識できていなかったという点はあったでしょうね。8時まで、という印象はありましたけれど」
と、ルールをよくわかっていなかったと釈明した。
引用元:文春オンライン
これには、怒りを通り越して「呆れた」という声もありました。
飲食業界の人々は大変な目にあっている。だからこそ、1日でも早く終息するよう率先してルールを守らなければならない立場なのでは?
飲食業界のトップがこれではどうしようもない。
一般庶民に自粛を求めながら一方で自分たちはそれを平気で破る、と言うよりも自分たちはそれに縛られない、縛られる存在ではないと思っているんだろう
無能と言われる理由②がん財団理事なのにがん患者へヤジ
がん研究財団の理事なのに肺がん患者へ「いい加減にしろ」とヤジ
2018年、穴見陽一議員は受動喫煙対策を訴える肺がん患者に対して「いい加減にしろ」と2回も発言。
しかも、当時は大分がん研究振興財団の理事でした。
理事でありながらガンに対しての知識も理解も無かった、という表れですね。
自民党の穴見陽一が「まん防破り」か。コイツ、受動喫煙対策を訴える肺がん患者に「いい加減にしろ!」ってヤジを飛ばした前科がある、ガチの「人間のクズ」なんですよ。 https://t.co/o8taWfq8wA
— きづのぶお (@jucnag) July 14, 2021
無能と言われる理由③選挙は勝ち戦
ライバルが弱くて選挙に勝てた
穴見陽一議員は2012年の選挙で当選し、3期連続で衆議院議員をつとめています。
しかし、その選挙は「勝ち戦」だったので、「実力は無いけど当選した」というイメージになっています。
- 2014年と2017年の対抗する候補者は民主党と共産党だったので勝ちやすい
- 小選挙区で当選しなくても比例頼みで当選できた
2012年衆議院議員選挙 大分1区
自民/穴見陽一 | 84,848票 39.86% | 当選 |
民主/吉良州司 | 74,590票 35.04% | |
維新/桑原宏史 | 34,367票 16.15% |
2014年衆議院議員選挙 大分1区
民主/吉良州司 | 94,893票 48.29% | 当選 |
自民/穴見陽一 | 88,507票 45.04% | 比例当選 |
共産/山本茂 | 13,113票 6.67% |
2017年衆議院議員選挙 大分1区
自民/穴見陽一 | 90,422票 46.40% | 当選 |
希望/吉良州司 | 87,392票 44.84% | 比例当選 |
共産/小出川恵 | 17,082票 8.76% |
大分県は同じ人物が何十年も知事を続けられるような県なので、この程度の人でも国会議員様になれてしまうのです
野党がだらしないから選挙での選択肢が無いなんて意見もある
小選挙区では、人物を選ぶというより、自民党の公認、推薦が投票の判断。結果自民党政権そして自民党支持団体、献金企業等の要望への嬉しい回答。大分県の穴見議員が一例かな。比例だけにすれば与野党の議員数は、伯仲する
— 熊本のなんばよっとか (@ANNZlJBfBIEsLSQ) June 26, 2018
尚、穴見陽一議員は2021年の衆院議員選挙への立候補はしないと2019年に表明しています。
穴見陽一はがん患者にヤジ飛ばしたジョイフル会長
穴見陽一議員は、受動喫煙対策の審議会で参考人として呼ばれ意見を述べていた肺がん患者に対し「いい加減しろ」と2回もヤジを飛ばしました。
肺がん患者は受動喫煙の被害について意見を述べただけです。しかも一般人。
それに対してヤジを飛ばすなんて、人間性を疑いますよね。
▽当時の映像はこちら▽
0:29~ 穴見陽一議員のヤジ発言
2018年当時 がん研究振興財団の理事だった
穴見陽一議員がヤジ発言をした当時、大分がん研究振興財団の理事も務めていました。
参考元:NHK政治マガジン
がん患者にやじ 自民 穴見議員 がん財団理事を辞任 | NHKニュース https://t.co/4hW37eTgPj
「がん財団理事」??『私が「いい加減にしろ」といったヤジを飛ばしたという報道がありました』
報道がありました。じゃなくて、事実でしょ
なんでそんな他人事みたいなこと言ってるの pic.twitter.com/CdX34icw9y— 🐾🐾きむこ🐾🐾 (@nyan_kimuko) June 23, 2018
理事就任期間は、2007年からヤジ騒動後の2018年6月まで、11年間に渡ります。
どのような考えで理事に仕事をしていたのか?「理事をしていてもガンに対して理解はない」ことは判明しましたね。
邪推な考えですが、「社会貢献しているように見せる」、または「お金になるため」に理事をしていたのでは?と考えてしまいますね。
Retweeted 本間 龍 ryu.homma (@desler):
凄いな、こいつがん財団理事だったのか。ステージ4という重篤を押して国会に来てくれた人に罵声を浴びせるとは、まさに今の自民党を体現するクズ野郎だな。
がん患者にやじ 自民 穴見議員 がん財団理事を辞任 | NHKニュース https://t.co/YXH9SnnLxi— タケボン (@tktoshi) June 23, 2018
最後に
『穴見陽一の評判は無能!がん患者にヤジ飛ばしたジョイフル会長』と題してご紹介しました。
- 国会議員であり飲食業界関係者なのに「まん防」ルールを知らない
- がん研究財団の理事なのに肺がん患者へ「いい加減にしろ」とヤジ
- ライバルが弱くて選挙に勝てた
穴見陽一議員は、会食人数も飲食時間も守らず、挙句の果てには「まんぼうのルールを知らない」と言っていました。
飲食業界関係者の方々こそ、怒りを抑えられないニュースでしたね。
最後までお読みいただきありがとうございました。